状況別!起業するタイミング確認リスト
コーチ、コンサル 、セラピスト、
その他の個人事業主のための
「やわらかセールス」サポーター
松尾可奈です(^^)
起業しようか悩む中で
「起業のタイミング」で迷われる方も多いようです。
起業のタイミングを間違えてしまうと
起業自体が上手くいかなくなります。
今回は、起業のタイミングを間違えないために
確認すべき項目について
5つの項目に分けてお伝えしますね^^
また、この記事では副業で
活動することも含めて
「起業」として扱っていきますね^^
目次
やりたいことが決まっている人
「起業してやりたいことがある」
という方も多いです。
そう思った時点で、
起業に向けて動き始めるとよいでしょう。
でも、動き始めるときに
気を付けておきたい点があります。
なにかというと
「現在の収入はそのままに副業として始める」
ということです^^
起業してからの一番の不安材料は
「資金面」です。
資金面の安定があるだけで
精神的にかなり余裕が持てます。
余裕があれば思いつくことであっても
焦っている、切羽詰まっているという状況では
思いつくことができません。
さらに
余裕のなさは行動をも変えてしまいます。
お金が必要であるため、
無理矢理売り込んでしまったり
やりたくないビジネスに手を出したりするのです。
精神的余裕は
起業家にとって重要なことですから
資金面での不安は、できる限り無いようにしましょう。
もし、現在の収入源を断ち切らなければ
起業に舵を切ることができないのであれば、
「やりたい」と思っても
起業の道へ進むのは危険です。
やりたいことが決まっているのであれば
「起業に向けて動く」とお伝えしましたが、
準備することや調べることも
起業の一部です。
実際に起業してみると分かりますが、
調べたり、学んだりする時間は
非常に多いです。
それを先にやるということです^^
やりたいことが決まっている人が
その目的に向かって
調べたり、学んだりすることは
より実践的に考えられるため
身に付く早さも早いのです。
やりたいことがなく
「資格を身に付ければお金になるだろう」
というような学び方とは
吸収力がまったく変わるということですね^^
「やりたいことが見つかったから起業する」
ということは、
非常に良いことだと思います。
だからこそ、
成功させて欲しいのです。
成功の確率を上げるためにも
収入面はそのままで、
できることから起業活動へ進んでいきましょう^^
ただ、どうしても
収入源を断ち切らなければ
起業ができないのであれば
最低限1年は無収入で生活ができるくらいの
蓄えは必要だと思います。
起業では
思わぬところで経費が掛かるため
これでも足りるかは分かりません。
収入源を断って起業する場合、
人生が変わる可能性があります。
潤沢な資金を持って起業するか
収入源を断たないでできることから
始めてみると良いでしょう^^
年齢等の環境面が整っている人
年齢、環境面でのタイミングについて
お伝えしていきます。
この記事を読んでくださっている皆さんは
それぞれ年齢も違えば
環境も違うはずです。
全てのパターンは網羅できないので
いくつかパターンわけしてお伝えしますので
自分に近いものを参考にしてみてください^^
年齢面で見る起業のタイミング
起業するにあたって
年齢を気にされる方もいますが
あまり年齢は関係ありません。
むしろ「やりたい」という
強い意志があるかどうかの方が
重要であったりします。
今では、学生で起業される方もいますし、
定年後に起業をする方も増えています。
年齢は気にせず
チャレンジする気持ちを大事にしてくださいね^^
環境面で見る起業のタイミング
起業をできる環境であるかどうかは
人によっては人生が大きく変わる可能性があるため
注意してください。
・起業して上手く行かなかったために、家族がバラバラになってしまう
・勤めていれば安定収入であったのに、収入がなくなり質素な生活になる
・不安定な生活であるため、結婚ができなくなる
他にも様々な例がありますが、
起業できる環境かどうかの判断は重要なのです。
どんな環境であれば起業に適しているかというと
ざっくり言うならば
「好きなことを出来る環境かどうか」です。
例えば
独身で、実家暮らしで
生活には困らない人であれば
好きなことをできる環境と言えるでしょう。
しかし、
家庭を持った一家の大黒柱である方であれば
背負うものがあるので
好きなことをできる環境とはいいがたいです。
他にも、主婦であっても
子供が小さいうちには
できることが限られるため
好きなことができる環境とはいいがたいです。
では、
好きなことができない環境の方は
起業してはいけないかというと
そういうことではありません。
起業をすることで
生活が変わってしまう周りの方にも
理解を得て、応援してもらえるようにしましょう。
応援してもらうためには
・起業への熱意
・無謀な起業ではないという根拠
これらを示す必要があります。
環境面が整っていないのであれば
その環境を整えるのも起業のうちです。
家族を説得できない、納得させられないようでは
起業しても上手く行く可能性は低いでしょう。
一番身近で
あなたのことを分かってくれている人に
理解されないようでは、
全くの他人であるお客様を
納得させることなどできません。
まずは
起業できる環境を整えてくださいね^^
すでにお客様がいる人
「すでにお客様がいる人」という方も
たまにいらっしゃいます。
そういった方は
起業をしても問題ないでしょう。
というよりも
お客様がいる時点で
もう起業できていると言っても良いかもしれませんね^^
ただ、すでにお客様がいると言っても
長期的な売上が見込めるかどうかは
検討をする必要があります。
そのため
副業から始めていくことをオススメします。
副業だけで
納得のいく売上が継続するようになれば
本格的に独立起業するという流れが良いでしょう。
お客様がいる場合の注意点
お客様がいる場合、
「勘違い」ではないか注意してください。
分かりやすいように具体例を挙げて解説します。
例えば
エステサロンに勤めていたとします。
いつも指名してくれるお客様と
こんな会話になりました。
あなた
「今、自分でサロン作ろうか迷っているんです。」
お客様
「〇〇さんなら絶対できるよ!私も〇〇さんがお店作ったら
絶対そっちに行くもん!」
このような会話が
何人ものお客様とできた場合
お客様が付いているから
安心といえるでしょうか?
このような勘違いをして
お客様が付いてくると思うのは
非常に危険ですので注意してください。
「お客様がどこに価値を感じているのか」
これが重要です。
例えば
・あなたが遠方でお店を開いてでも来てくれるでしょうか
・エステの機械が目当てではないでしょうか
・年間コースで契約している中で指名されているだけではないでしょうか
・会社のブランドありきではないでしょうか
お客様が選ぶ理由は様々です。
家から近くて
会社帰りに寄ることができるから選ばれている
ということも多々あるのです。
本当に自分にお客様がついているのかを
しっかりとお客様自身に確認して判断してみてください。
あてにしていたお客様が
自分についてきてくれないことで
起業がいきなり暗礁に乗り上げることは
当たり前のようにあります。
お客様のことを深く知り、
確実に自分の元へ来てくれるかを確認しておきましょうね^^
今の環境、状況を抜け出したい人
「上司が嫌だ」「職場環境が良くない」
でも、今から転職するのは年齢や経験的にも難しい。
「よし!起業しよう」
この流れで起業を選択するのであれば
非常に危険であるので注意してください。
逃げの姿勢での起業は危険
現実逃避的に起業するのは
非常に危険です。
なぜならば
「起業はそんなに甘くはないから」です。
起業すると
逃げることはできません。
基本的にすべては
社長であるあなたが責任を取る必要があるのです。
起業すると分かりますが、
企業に勤めている間は
社員は多くのことから守られています。
大きなミスを起こしても
会社全体で何とかしてくれます。
極端な話
訴えられたとしても
会社には弁護士がついていて
対応してくれています。
しかし
起業した途端に
全ての責任はあなた持ちです。
社長としての経営手腕、
さらには責任が付いてまわるのです。
逃げの姿勢でする起業は
かなりの確率で失敗します。
「なぜ起業をしたいと思うのか」
もう一度、よく考えてみてくださいね^^
逃げのエネルギーを準備に使おう!
では、今の環境から逃げ出したい、
抜け出したいという人は
起業してはいけないかというと
そういうわけではありません。
逃げのエネルギーを
準備に使うのです。
原動力は「逃げ」からくるものかもしれませんが
逃げ出したい気持ちが強ければ強いほど
準備に使うエネルギーも大きくなるのは
とてもよいことです^^
準備といっても
やれることは、たくさんあります。
調べることも、知識を増やすことも、
人脈を増やすことも、行動することも、
すべてが起業の準備です。
あなたが今の環境を抜け出して
幸せな環境を手に入れるためにも
しっかりと準備をしてください。
でも、しっかり本業の方でも
力を抜かないでくださいね^^
起業に向けた思考を始めると
起業家として、経営者として
思考の流れ、考え方が大きく変わります。
その結果、今まで見えていなかったことが見え始め
逃げ出したい場所であったはずの場所でも
上手く行き始める人は多いのです。
起業準備も本業も
全力で取り組んでみてください。
それがきっとあなたのためになりますよ^^
人脈がある人
人脈がある人は、
起業してから軌道に乗るまでが
早い傾向にあります。
ですから
人脈があるのであれば
起業を前向きに検討してもよいでしょう。
ただし、
人脈の種類には注意が必要です。
大きく分けて2種類
1:頼れる人脈であること
2:お客様になる人脈であること
頼れる人脈かどうか
人とのつながりは持っていても
起業したときに頼れる人脈でなければ
あまり意味はありません。
頼れる面としては
・資金面
・ビジネス拡散協力
・推薦文
・知識面
など、様々な面で頼れる人がいると良いでしょう。
すべてを一人の人に頼るのではなく
資金面ではこの人、知識やアドバイスならこの人と
複数人の頼れる人脈があると
とても良いでしょう。
また
自分が募集などをかける際に
拡散してくれる人は
多ければ多いほど良いです。
なぜならば
ビジネスでとても重要となる
「集客」につながるからです。
あなたが起業するジャンルの
権威の人が協力してくれるとなれば
かなり心強いです。
また
お客様ターゲット層が同じような方に
協力してもらえるのであれば
これまた力強い味方となるでしょう。
頼れる人脈があるのであれば
起業前に相談してみると良いかもしれませんね^^
お客様になる人脈であるか
あなたのビジネスの
お客様にできる人脈がある場合、
起業した直後から
売上を上げることができる可能性は高いです。
ですから
起業をするという選択は可能です。
しかし、
逆に人脈があるからこそ
副業的にお試しで営業をかけてみると良いでしょう。
お客様と直接話ができる関係があるというのは
起業していく上で
非常にメリットが大きいです。
「起業しようか考えているのだけど」
と話をして
モニターになってもらい
実績を付けつつ、お試しで起業ができます。
お客様に直接サービスを提供することでしか
見えてこないことは、たくさんあるのです。
・契約はどうしたらいいのだろう?
・振り込んでもらう口座は?
・サービス時の資料は?
まだまだたくさん出てきます。
こういった一連の起業後の流れを
人脈を活用することで
事前に体験できるということは
非常に大きなことです。
お客様になる人脈がある人にしかできないことですから
チャレンジしてみてくださいね^^
まとめ
いかがでしたでしょうか?
起業するタイミングとして
状況別で5つお伝えいたしました。
《状況別起業のタイミング》
1:やりたいことが決まっている
2:年齢等の環境面が整っている
3:すでにお客様がいる
4:今の環境、状況を抜け出したい
5:人脈がある
今回お伝えした5つ全てが揃っていなければ
「起業のタイミングではない」
というわけではありません。
しかし、数多くクリアできている状況であれば
起業のタイミングは近いです。
起業のタイミングについてお伝えしましたが
実は、どんな状況にあっても
すぐにでもできることはあるはずです。
そういった意味では、
タイミングを見つけようとするよりも、
まずは行動してみるということの方が
大事だったりするのです。
あなた自身の起業への思いが
溢れて止まらなくなった今こそ
起業への一歩を踏み出して良いのではないでしょうか^^