マネージャー&スピリット脳科学&心理学を使ったやわらかセールス
コーチ 松尾可奈

【副業起業コーチングの始め方総まとめ6ステップで徹底解説】

コーチング技術

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これからコーチングで副業または、起業を始めようとしている方へ。

コーチングをはじめるにあたって、何から始めれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、ここでは、1000人以上の相談対応をして来た情報をもとに、副業・起業コーチングの始め方を6つのステップで詳しく徹底解説します。


目次

はじめに コーチングの始め方概要・ステップ

コーチングをこれから始めようという方にオススメは下記の6STEPです。

  1. コーチングスキルを習得する 
  2. コーチング型商品を作る 
  3. コーチングで成約するまでのイメージをもつ 
  4. コーチングの専門性を決める
  5. コーチングの集客をする 
  6. 集まってきた情報を元に集客をブラッシュアップする

 

 

 

 

STEP1 コーチングの学び方・スキル習得する


コーチングのスキルを習得するには、コーチングスクールで学ぶがあります。

本や書籍でコーチングを学ぼうとする方がいますが、知識はある程度つくかもしれませんが、実際の体験ありきでないとコーチングスキルは上達しません。

コーチングの学び方は、コーチングスクールに行って学ぶことが効果的です。

コーチングスクールで基本的なスキルを習得すれば、コーチングを人に提供できるようになります。

 

コーチングとは、国家資格ではないので、その資格を取れるコーチングスクールを受けるとコーチである認定資格が取得できます。

以前は、コーチングの認定資格を欲しい人が多くいましたが、コーチングの認定資格が取れたからといって、コーチとして生計が成り立つかというとそうではありません。

 また、コーチングスクールによって、その強みは様々です。数万ほどの価格で短い時間で最低限のスキルを習得できるスクールもあれば、すべての講座を受講すると100万〜120万ほどするコーチングスクールもあります。そのスクールによって強みが様々です。

 

コーチングで収入を得るには


コーチングで収入を得るまでに、まずは、コーチング技術を身につけることが必要です。そのためには、まずは、多くの方がコーチング技術で学んだことを練習する機会が必要です。

無料でコーチングセッションの練習をすることから始めていただくと良いと思います。

コーチングスクールによっては、100人にコーチングセッションを実践することを推奨しているところもあります。

コーチングスキルを学び、その学んだ内容をコーチングセッションでアウトプットしながらスキルを高めていくことが重要です。

その状態を作り出したら、次のステップとして、コーチングの単価を決めて、ご成約をしていく流れに入っていきます。

ただ、ある程度の価格設定でご成約していただくには、別途、成約の仕方を学んでいくことが必要です。

成約をしてお金をいただくための方法も別途学んでおくと効果的です。

 

・コーチング起業の収入の実態について解説した(動画)があります。こちらを参考ください。

 

・「コーチングと組み合わせる商品で収入に天国と地獄の差がでる理由」について解説した(動画)があります。こちらを参考ください。

 

・「コーチング商品の単価を上げれない分野とは!?」について解説した(動画)があります。こちらを参考ください。

 

STEP2 コーチング型商品を作る



STEP2でやることは、コーチング型の商品を作ることです。コーチング型の商品を作るためには、下記の7つのステップを踏んで作ることがオススメです。

 

商品の作り方7つのステップ

商品の作り方7ステップ

  1. 事前準備
  2. 自分の強みを分析する
  3. やりたい方向性を決める
  4. 世の中の人がお金を出す分野と出さない分野について知る
  5. 誰を対象にした商品にするのかを決める
  6. ビフォアーアフターを決める
  7. 支援内容を決める

 

 

2−1 商品づくりの事前準備



商品作りをしていても、うまく最後まで作れる人と作れない人がいます。

その違いは何かというと、商品を作る前に、心の抵抗感を整理しているかどうかです。

心の抵抗感を整理するというのは、どういうことなのか?というと、

何か行動しようとしても、心がモヤモヤしたり、ザワザワして行動がなかなか進まない現象が起こることです。これを、心のブレーキや心のブロックと言われます。

商品づくりの前にこれを解消させておくことが重要です。

商品を作るときに、

真剣に取り組めず、商品づくりへのモチベーションが続かない人

途中でやりたい事と違うと方向性を変えたくなる人

がいます。

商品作りの内容が、そもそも自分のやりたい事と違う場合もありますが、多くの場合は、心のブレーキ(心のブロック)が邪魔しているときにとっても多いです。

例えば、具体的に事例をお伝えするとこんな時です。

事例を2つお伝えします。

1つ目の事例は、こちらです。

「婚活を支援する商品作りをしたい」、「婚活で悩んでいる人のサポートをしたい」と思い、婚活支援の商品作りにしようと決めるとします。

ですが、時間が経過して、ある時、自分自身のパートナーシップが良好に保てなくなった時に、このような事を考え始める方がいます。

「自分の婚活がうまくいかないのに、婚活で悩む人のサポートをしていいのだろうか?」と発想し始めるのです。

心のブレーキ(心のブロック)がある状態で商品を作ろうとすると、なかなか思うように進めない、商品づくりへのモチベーションを感じられなくなっていきます。

過去の心のブレーキを解消させることも重要ですが、行動しながら出てくる心のブレーキもタイムリーに解消させていける技術が必要なのです。

 

2つ目の事例はこちらです。

コーチングで副業・起業を目指しているが、自分に自信が持てない人がいます。

その状態で、商品作りをしようとしても、うまく自分の強みを言語化できなかったり、他者から見たら、強みと思えるものでも、自分自身で無意識にそれを強みと認められない時があります。

自分に自信を持てないセルフイメージなので、他者が「それは、あなたの強みである」と認識しても、「これは、自身の強みだ」と真の意味で認識できないのです。

人は、自分のセルフイメージにあったものしか、認識できないので、強みを分析する際には、自分自身をニュートラルに客観的に見れる状態までセルフイメージを高めれている状態が必要です。

 

まとめると、商品づくりの事前準備として、

心のブレーキ(心のブロック)の解消、自己を客観的に認識できるまで最低限のセルフイメージを高めておく必要があります。

そのため、商品作りをする前に、自分自身の心の抵抗感を、ある程度、解消させた状態にしておくことが重要です。

 

2−2 自分の強みを分析する



自分の強みの分析方法は、内観、客観性の2つに大きく分けられます。

内観とは、自分のライフサイクルの経験体験をもとに職業歴、学習歴、経験体験からくる確信度の強い業界分野を分析する方法です。

例えば、

職業歴に栄養士をしている人がいるとしたら、栄養士は、食材に関する知識や料理に関する知識が豊富なので、その強みを生かして商品にできるものはないか探してみます。

客観性とは、他者からみたあなたの強みを分析していく方法です。

 あなたのお友達、知り合い20人にあなたの強みや才能をインタビューするのも良いでしょう。この場合、男女の割合も均等が取れていて、関係性にもそれぞれ差がある20人が良いでしょう。

 客観的に自分を見てもった時に、あなたの強みになる事、商品化できることはないか、独りよがりにならない視点を持つことが大切です。

 

2−3 やりたい方向性を決める



やりたい方向性を決める時に、そもそも何をやりたいのか明確になっていない人がいます。

その場合は、商品づくりの事前準備の時にお伝えした「心のブレーキ解消」と「セルフイメージを高めておく」こと以外にも重要なものが1つあります。

それは、価値観を明確にしておくことです。

価値観を明確にすると言うことは、平たくお伝えすると、自分が『何が好き』で『何が嫌い』かを明確にしておくことです。

商品づくりに最低限必要な、あなたの価値観が明確になっている状態であれば、やりたい方向性をよりスムーズに決定しやすくなります。

 

やりたい方向性を決める時の留意点があります。

それは、『あなたがやりたい事』と『世の中から求められる事』を念頭に入れながら、やりたい方向性を決定していくことが重要です。

多くの人は、『あなたがやりたい事』を中心に考えたい人が多いと思います。

ですが、副業や起業をしていく上で、やりたい事ばかりを中心に考えていても、その後のご成約や集客には繋がりません。

そのため、『あなたがやりたい事』であり、『世の中から求められる事』の重なりを見つけることができたら、とっても良いです。

もしくは、あなたの強みから、『世の中から求められる事』であろう事を先に複数出しておき、その中から『あなたがやりたい事』がないかを見つめていく事も大切です。

 

どちらにしても、これから、集客をし、ご成約をしてクライアントさんを支援していくことになるので、『あなたがやりたい事』と『世の中から求められる事』のどちらかに偏りすぎない商品作りをしていくことが重要です。

 

『世の中から求められる事』を中心に商品作りを考えすぎても、行動しながら、後に、その方向性が大切にしている価値観と違うと気づいたり、やりたい事と違うと判断する可能性もあるからです。

 

▼「やりたい事を仕事にする4つのマトリックス」の記事もおすすめです。

https://manager-spirit.com/5351/

 

2−4 世の中の人がお金を出す分野と出さない分野を知る



世の中の人がお金を出す分野と出さない分野があります。

「あなたにお金を出す人の特徴」について解説した動画あります。こちらを参考にしてください。

 

お金を出す分野とは、基本的には、

 『人生のライフサイクルで必要なもの』『使う機会が多いもの』が上げられます。

 

例えば、人生のライフサイクルには、幼児期、学童期、青年期、成人期、壮年期、老人期があります。

 

その流れに沿って、

幼児期、学童期のお子様を持つ親に対しては、育児支援、子供の躾、子どもの発達支援、学習力の向上についてニーズがあります。

青年期以降を対象にした場合は、婚活、妊活、転職、自己実現(副業や起業)、仕事、健康、美容、趣味 等にお金を払う人も出てきます。


このようにライフサイクルで特に、人の欲求を満たすもの、必要性があるものには人はお金を払います。

逆に、そうでないものに対しては、世の中の人はお金を支払わない傾向があります。

 

お金を出す分野の中の商品には、『単価を上げやすい商品』と『単価を上げづらい商品』があります。

 

単価を上げにくい商品は、一般的に商品に対するイメージがついているものが多いです。

例えば、占いと鑑定を比べてみます。

 

占いは、路上や商店街の一角で3,000円〜10,000円 でされているものを見かけます。

 

路上や商店街の一角で、ある占いの館が、1時間10万円の価格で提供していたとしたら、一般的に「この占いは高い」「ぼったくりだ」と思う人が多いと思います。

 

次に鑑定と比べていきます。

鑑定は、10,000円〜100,000の価格でも珍しくないです。

名前鑑定などは、100,000円で提供しているところもあります。

 

占いと鑑定を比べると、占いはどこか半信半疑で趣味程度にお金を支払う人が多い中、鑑定を申し込みする人は、占いに比べると悩みが明確だったり、具体的な目的を持っているがために鑑定で調べてもらうという印象があります。

 

このように、占いと鑑定は、支援内容は全く違っていても、その道の専門家でない限り、似たような属性に分類されることも多いです。

 

似たような属性に分類されるにも関わらず、名詞1つで、与える印象が違い、来てくれるお客様も違うというわけです。

 

例えば、似たような分類をされがちといえば、カウンセラーとセラピーも同じことが言えます。

 

辞書でカウンセラーとセラピーをそれぞれ調べると以下のように記載されています。

カウンセラーとは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のこと。

 

セラピーとは、薬や手術などによらない心理療法や物理療法をいう。

カウンセラーとセラピーは、定義を調べると異なっているようですが、専門知識がない一般の方から見ると、どちらもあまり変わらないように見える人も多いと思います。

カウンセラーは、学校でスクールカウンセラーが対応していたり、日本では、職場の保健師が対応していたりとセラピーに比べて生活に馴染み深いものでもあるかもしれません。

逆にセラピーというのは、辞書でその意味を調べても、カウンセラーに比べて、より学術的な表現がされているだけあって、どんな内容を提供しているのかイメージが湧かない人も多い傾向にあります。

カウンセラーは、民間で対応している電話対応の窓口やスクールカウンセラーのように学校で無料で対応していたりと無料〜数千円で受けれる場所が実際にあります。

そのため、『価格単価のイメージがある程度湧く商品=単価を上げづらい』という傾向になりがちです。

 

それに比べて、セラピーは、『価格のイメージが湧きづらい=単価が不明』という傾向にあり、価格単価を支援内容によっては、変動しやすい傾向にあると言えます。

カウンセリングとセラピーのどちらを提供するのか、あるいは、カウンセラーと名乗るのか、セラピストと名乗るかで、単価の設定の仕方がだいぶ変わってくるという現状もあります。

あなたが商品や肩書きに使う名詞1つでも単価を上げやすい、上げづらいが左右される場合が少なからずあるというわけです。

 

2−5 誰を対象にした商品にするのかを決める



商品を買ってもらう人をどんな人にするのかを決めることが大切です。

マーケティング用語では、あなたの商品を買う顧客像のことをペルソナ(Persona)と言います。

ペルソナに定められるものとして、具体的に年齢、居住地、職業、価値観やライフスタイル、悩み課題、どうなりたいかの理想の状態(目標)、身体的特徴までのかなり細かい情報が盛り込まれます。

ペルソナの悩みや課題に合わせて解決できる支援を具体的に考えていくので、ペルソナが具体的で明確であるほど、商品づくりをしやすくなります。

 

2−6 ビフォアーアフターを決める



ペルソナを明確にしたら、そのペルソナのビフォアーアフターを設定します。

あなたの商品を購入し、支援を受ける前と後の変化変容を具体的に明確にします。

その前後の変化として、精神的変化変容、身体的変化変容、環境の変化変容などを具体的に明確にします。

 

2−7 支援内容を決める



あなたの商品を購入し、セッションを受けて、何があるからその変化変容を生み出せるのか、その理由となる支援内容を考えていきます。

 

例えば、『お金に対しての心理的なブレーキがある人がお金のブレーキが解消される』というビフォアーアフターを決めたら、その変化変容を生み出せる商品内容を考えていきます。

ビフォアーアフターが複数あれば、その複数に対して変化変容を生み出せる商品の内容を考えていくようにします。

 

STEP3 コーチングで成約するまでのイメージをもつ


次に、コーチングで成約するまでのイメージを持ちましょう!

コーチングで成約できる人と成約できない人がいますが、まずは、その違いを知ることが重要です。

成約する、つまりセールスができる人は、1対1で対応する場合は、自分と相手を客観的に見る技術が必要になります。

自分と相手を客観的に見る技術が必要な理由は、自分の心の動きと相手の心の動きを把握しながら対応していくことが出来ると成約率が向上するからです。

 

自分と相手を客観的に見る技術が成り立つのは、自分のセルフコーチングができる状態であることです。想像していただくとわかりますが、自分のセルフコーチングができている状態であれば、相手の心の動きを把握する余裕が生まれます。

 

そのため、成約を取るコツとしては、自己を客観的に認識し、相手を客観的に認識し、自己と相手を取り巻く背景を認識する技術が求められます。

もし、この3つの視座から捕まえるのが苦手だという方は、見込み客に許可をいただき、ご成約をする際に音声を録音させていただくのがオススメです。ご成約にならなかった場合は、音声を視聴し直し、自分のやりとりに対して、振り返りをすると良いでしょう。

 

振り返りのコツとして、1回目の視聴は、自分を客観的に認識するために、音声を聞いて、自分の言動に対してフィードバックをしていきます。

2回目の視聴では、見込み客の言動について相手が何を感じ、どんな意図や前提でその会話をしているのかを見立て、推論します。

 

次に3回目の視聴の時には、自分の言動と相手の言動の噛み合っていない部分や信頼関係が切れる場面はなかったか等を確認します。
できれば、この場面でこのフィードバックをした方が良かった、この場面では、この質問を具体的にした方が良かった等と客観的に音声に対してフィードバックしていきます。

 

ご成約を仮にできなかったとしても、これを繰り返すことで確実に成約率を高めていくことができます。

 

 

STEP4 コーチング専門性を決める


次に、あなた自身のコーチングの専門性を深掘りしていきましょう!

  1. あなたの強みとなる実績や資質は何かチェックする
  2. あなたが参入したい市場を決める
  3. 参入したい市場でどんな悩みやニーズがあるのかを知る
  4. 参入したい市場でどんな人が活躍しているのかを知る
  5. 参入したい市場のポジショニングマップを作成してみる
  6. 誰に、何を提供するのかを決める
  7. 商品名やキャッチコピー、肩書きを決める

 

 

4−1 あなたの強みとなる実績や資質は何かチェックする



これまでの経歴を振り返り、あなたの強みを分析していきます。

この時に、自分で自分自身を内観して出て来た強みを掘り下げることが重要ですが、知人友人、職場の人など他者から見てのあなたの強みも同時にヒアリングしていくことをお勧めします。

また、留意点があります。他の人にはないあなたの強みとは、長年連れ添って来た資質でもあります。そのため、自分では当たり前すぎて、強みという認識ができずに盲点になる方がほとんどです。

過去にどんな職業歴があったのか?実績は何か?育って来た環境は何か?人から褒められることは何か?など複数のテーマに沿って導き出していくことが大切です。

 

4−2 あなたが参入したい市場を決める



市場とは、世の中がお金を出す場所であります。世の中の人がお金を出す市場でないと、参入しても集客が効果的に進まなくなります。

そのため、参入したい市場で、すでにうまくいっている事例はあるのか?の視点で調べることが重要です。

すでにうまくいっている事例があれば、参入しても問題ないと言えるでしょう。

 

4−3 参入したい市場でどんな悩みやニーズがあるのかを知る



参入した市場が決まったら、どんな悩みやニーズがあるのか調べる必要があります。その悩みやニーズを解決するのがあなたである必要があるからです。

調べ方には、以下のようないくつか方法があります。

・「市場名 悩み ランキング」(例:婚活 悩み ランキング)でGoogleやyahoo!で検索する。

・Amazonランキングの書籍の評価内容で調べる。

・Yahoo!知恵袋などインターネット上の掲示板で調べてみる。

 

4−4 参入したい市場でどんな人が活躍しているのかを知る



参入したい市場でどんな人が活躍しているのかを知る方法は、Googleやyahoo!検索でブログを調べてみるのも良いです。

例えば、ネット婚活業界で活躍している人を知りたいのであれば、「ネット婚活 ブログ」で検索して見るなどして調べていきます。

もしくは、インスタグラムやFacebookの検索窓に「ネット婚活」や「婚活」のキーワードを入れて調べるのもお勧めです。

Googleやyahoo!検索は特に人気の活躍している人から順に検索しやすいため、分かりやすいでしょう。

 

4−5 参入したい市場のポジショニングマップを作成してみる



ポジショニングマップとは何かというと、競合との差別化を図り、どの価値基準で優位性があるのかという独自のポジションを導き出す際に使用されるマップです。 市場における各商品のポジションを、縦軸と横軸の比べられる価値基準の表の中に、競合を配置していき、どのポジションの優位性を高めるのかを確認します。(図1)

このような図を作成する前に比べられる価値基準を複数出しておくと効果的です。
価値基準を考える時に、まず、考えやすいのは、あなたは、セミナーや講座、講師を選ぶ時に、どんな価値基準で決めるかどうかです。

例えば、私たちは、人から何か物を買う時に、以下のような価値基準を持って商品や支援者を比べます。



・高価格もしくは低価格。

・男性講師がサポート対応、もしくは、女性講師がサポート対応。

・初心者向けなのか、上級者向けなのか。

・若者向けなのか、高齢者向けなのか。

・男性性よりなのか女性性よりなのか。

・優しく対応してくれるのか、スパルタ対応なのか。


この〇〇よりなのか●●よりなのかで、ポジショニングマップを完成していきます。

ここまでお伝えしましたが、ポジショニングマップを副業起業を始める人が考えたり作成するには、ハードルが上がる場合が多いです。


コーチングで副業起業を考えている方が最初に差別化を考えたり、ポジショニングマップを作ろうとしてもほとんどの方がイメージが湧かずに苦労するケースが多いです。これを書いている私もそのうちの1人でした。


その場合は、縦軸と横軸の図表ではなく、1つの価値基準の1本の軸のみで、差別化できる要素を出してみるのもオススメです。

 

▼事例:初心者向けなのか、上級者向けなのか。

▼事例:高価格なのか。低価格なのか。

4−6 誰に、何を提供するのかを決める


誰に対して、何を提供するかを決めることが重要です。「誰」に対しての部分は、よくターゲットという表現をしますが、ターゲットのより詳細な情報を細かく設定したものを「ペルソナ(persona)」と呼びます。


ペルソナ(persona)が明確ということは、実際にその人物が起きてから寝るまでの生活風景がリアルに想像できるようなくらい詳細な状況までわかるということです。


年齢、性別、居住地、家族構成、年収、職業、役職、趣味、価値観、生い立ち、平日休日の過ごし方、ライフスタイルなどリアリティのある詳細な情報を設定していきます。

 

ペルソナ(persona)事例:

田中よしか 
・44歳
・千葉県在住
・家族構成4人家族(夫60歳、娘2歳、息子1歳)
・看護師、年収500万
・趣味(生け花、ヨガ)
・価値観(社会貢献を大切にしている、自由であり、時間も気持ちも何事も余裕やゆとりがある状態が好き)
・生い立ち(子どもの頃から恥ずかしがり屋な性格で周りを和ませることが好きだった。母親が理想の女性で、自分も母親と同じように仕事や子育てを楽しみたいと思っている)
・平日は仕事をしていて、休日は家族とほとんど一緒に過ごしている。毎月8時間ほどヨガや生け花の趣味の時間に使っている。

 

ペルソナ(persona)が明確になると、その人をイメージしながら、その人に向けて、集客の文章を書くことができるので、見込み客に伝わりやすい集客ができるようになります。


そして、今度は、ペルソナ(persona)に「何」を提供するのかを明確にします。「何」の部分は、どんな商品の内容であるかです。


例えば、恋愛コーチングを提供する人であれば、

「男性と女性の出会いの場を提供する」であったり、「男性心理を知り尽くした恋愛術を提供する」ことであったりと具体的な「何」を決めていきます。


子育てコーチングを提供する人であれば、

「母親の子育ての悩みを解決するコーチングを提供する」であったり、「子育てママが活躍できる自己実現のコーチングを提供する」であったりと具体的な「何」を決めていきます。


これを決めるにあたって、より具体的な「何」を決定できるとさらに集客が効果的です。


「母親の子育ての悩みを解決するコーチングを提供する」よりもさらに具体的なのは、どんな悩みに対してなのか?どんなコーチングなのか?などをさらに深掘りして、「何」を決定していけることです。



「母親の子育ての悩みを解決するコーチングを提供する」の「何」をさらに具体的にするとしたら、


「母親の子育ての悩みがインナーチャイルドが原因になっている。
なので、インナーチャイルドをケアするコーチングを提供しています」

というようにすると、「何」がより具体的になりますよね?



ペルソナ(persona)と同じく、「何」についても、明確に詳細にできることで、集客をしやすくなります。

ただし、最初は、これをイメージできない場合の方が多いです。私もそのうちの1人でした。そのため、イメージができるところから具体的にすることをお勧めします。


最初から、具体的なものを目指そうと思っても、集客において逆効果に働くことが多いからです。


4−7 商品名やキャッチコピー、肩書きを決める



まず、最初に言葉の定義を明確にします。

ここでお伝えする「商品名」とは、
文字どおり「商品の名前」になります。商品が数う時間のセッションであれば、「〇〇セッション」とつける場合が多いです。
商品が講座である場合は「〇〇講座」とつけることが多いです。


ここでお伝えする「キャッチコピー」とは、
商品の告知や宣伝に用いられ、謳い文句となる文章で、広告コピー(広告文)の一部として使われます。

主に、コーチング業界では、

ホームページやブログのトップ画面の文章

広告のページを開けると最初に出てくるトップ画像に記載されている文章、

SNS集客の個人アカウントの一番大きな画像の文章

に一部使われることが多いです。



キャッチコピーは、STEP4−6でお伝えした「誰」向けに「何」を提供しているかが具体的に描かれていながら、できるだけ、短い文章でまとまって表現されたものです。

見込み客は、日々、ネット上に転がっている多くの情報に触れているので、6秒ほどでキャッチコピーをパッと見て、「これは自分に必要な内容だ」と判断できるものがお勧めです。

最初は、文字が比較的多めのキャッチコピーを作成した後に、コピーの表現に真新しさがあるか、ありきたり感がないか、わかりやすい文言になっているのかなど複数のチェックをした上で、不要な文言を削って完成させていく場合が多いです。


また、時には、商品や支援者の世界観を壊さないように支援者や会社の理念やミッション(使命)をキャッチコピーの代わりに掲載する場合もあります。

この場合は、「誰」向けに「何」を提供している人や会社が具体的に表現できづらい場合が多いので、理念やミッション(使命)と一緒に、シンボルマークやロゴマークをつけて表現する場合もあります。


 

STEP5 コーチングの集客をする


次に、コーチングの集客をしていきます。

集客の方法には、

既存の知り合いの人に声かけをするリアル集客、ソーシャルメディアを活用した集客方法があります。

また、その構築が起動に乗ってくると広告運用、SEO対策などを実施される場合が多いです。

 

5−1 リアル集客



既存の知り合いの方に声をかけて、体験セッションや体験相談会をオファーしていく方法です。

この方法を苦手に感じる人も多いが、コーチング未経験の人は、最初はこの集客方法の方が成約率が高いのです。その理由は、大規模な集客構築のステップをごっそり省いた状態で体験セッションのオファーをすることができるからです。

 

方法としては、以下があります。

 

・お知り合いに直接、口頭やメールで声をかける

・見込み客を紹介してもらう

・パンフレットやリーフレットを配布して興味を持っていただく

・コミュニティに参加し、名刺交換して、何者かを知っていただきながら関係構築し体験セッションオファーをする。

 

5−2 ソーシャルメディア集客



例年、新しいソーシャルメディア集客の流行が変わっていくが、これに合わせて、集客をする方法です。

インスタグラム、LINE、Facebook、YouTubeなどのその時の流行の集客方法を使って集客する方法が一般的に使われます。ただし、流行に流されやすいので、最近では半年経過するとソーシャルメディアの流れも変わりやすい状況です。
その都度、流行りの集客について行きながら集客しているのが印象的です。

 

▼「情報発信をする時に、何を伝えるといいか?」
についてまとめています。こちらを参考にしてみてください。


https://manager-spirit.com/10411/

 

5−3広告運用



LP(ランディングページ)と言われるようなセールスレターなどを広告かけて運用し、リストビルディングする方法が主流であります。

ソーシャルメディア集客を一通りやった後に、広告を運用する方が良いです。
ソーシャルメディア集客でテストマーケティングして、広告運用に入っていく方がスムーズな集客をしやすい傾向があります。

 

5−4SEO対策



グーグルやyahoo!で検索キーワードに上がりやすくなるようにブログなどの記事を投稿していく方法です。

検索キーワードに上がりやすいキーワードを狙って、ブログのタイトルを記載し、本文もそれに合わせて読まれやすい内容、検索されてやすい内容を考えていきます。

一般的にSEO対策は、初心者が最初にやる集客構築ではなく、これまでお伝えした集客をやった上で、取り組んでいくと効果的な集客対策です。

 

STEP6  集まってきた情報を元に集客をブラッシュアップする


次に、実際にコーチングをしながら集まって来た情報を元に集客をブラッシュアップしていきましょう!

集客は常に見直してをしていく必要があります。例えば、体験セッションの申し込みがYouTubeから来ているのか?ブログから来ているのか?などの情報で、どの集客媒体をブラッシュアップしていく必要なのかが変わります。

そのため、適宜、どこに見込み客がいるのかを確認しながら進めていく必要があるのです。

今は、インスタグラムが流行っているからインスタグラムをメインの集客ツールに使うという発想ではなく、いろいろな集客の方法を活用しながら、データを取りながら、その情報をもとに行動していくことが重要です。

 

 

まとめ コーチングの始め方6STEP

 

まとめです。今回は、副業または起業でコーチングを始めたい方向けに下記の6つのSTEPでコーチングの始め方を紹介しました。

– STEP1 コーチングスキルを習得する 

– STEP2 コーチング型商品を作る 

– STEP3 コーチングで成約するまでのイメージをもつ 

– STEP4 コーチングの専門性を決める

– STEP5 コーチングの集客をする 

– STEP6 集まってきた情報を元に集客をブラッシュアップする

 

コーチングを実際に始める際には、まずは行動して見ることが大事です。

弊社でも無料メールマガジンでコーチングをはじめるにあたって、更に具体的な事例も含めながら、お伝えしております。これからコーチングを始めたい方は登録いただければ幸いです。

 


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