過去の痛みから生み出されるビジョンコーチング
おはようございます^^
コーチのための
やわらかセールスサポーターの
松尾です^^
さて、今日のテーマはこれです^^
【注意!ビジョンは、過去の
痛みから生み出されていない?】
昨日、あるクライアントさん (Aさん)に
セッションをしていました^^
その方は男性40代の方です。
このような質問をされました^^
「可奈さん、私のビジョンは、
過去の痛みからくるビジョンなんですか?」
ここで、少しAさんのことに ついて
お話をしますね^^
Aさんは、こんなお話をしてくれました。
「私は、小さい頃に父親から、
こう言われてきました。」
『兄妹で一番年上なんだから、 我慢しなさい!』
『兄のあなたがしっかりしないで どうするの!』と。」
「弟と喧嘩していても、
何も理由を聞かれないままに
兄の私だけが怒られていたんです」
「だから、理不尽な事が大嫌いで、
公平に判断するのを好みます。
物事の理由や真相を明らかにする事を
好む価値感を持っています。
なので、弁護士になりました。」
「弁護士に合格するまで
15年以上かかりました。
ずっと諦めずに絶え間ない
努力を してきました。」
こんな経験をされてきた クライアントさんです^^
ここでまた、
お伝えしておきたいことがあります。
ビジョンの種類には、2つあります^^
「過去の痛みから生み出されたビジョン」
と
「快楽を求めるためのビジョン」
があります^^
前者は、
短期間の成果しか出ないけど、
行動力が上がります^^
後者は、
長期間の成果を見込めるけど、
行動力はゆるやかです。
さらに解説を加えると
Aさんが質問しているのは、
前者のビジョンかどうかを確認する質問です^^
貴方は、
Aさんのビジョンは前者だと思いますか?
答えは、 そうです!
前者の
「過去の痛みから生み出された ビジョン」
なんです。
Aさんは、過去の痛みから来る
エネルギーが原動力となり、
弁護士になる行動力が上がっています。
だから、
15年以上も司法試験の勉強を
続けれるくらい努力ができる根性があります。
このような誰もが真似できにくいような
粘り強い根性は、
ネガティブなものが原動力にならないと
なかなか生み出されないものです。
このビジョンは、
実は、Aさんにとっての本当に
幸せなビジョンではないのです。
本当に幸せを感じれるビジョンは
後者の 「快楽を求めるためのビジョン」です。
これは、前者のビジョンよりは
短期間の派手な行動力はありません。
しかし、自分の価値感にそって、
楽しみながらビジョンを 叶えていけるもの。
将来が幸せになるものです^^
そもそも人は、
他人の事は 良く分かるけど、
自分の事になると
人は あまりよく分からなくなります^^
自分の事は分かっているようで、
一番よく分からないものなんです。
なので、Aさんも、
ご自身のビジョンに「誇り」を 持っておられました。
でも、残念な事に、
その誇りは、 ネガティブな感情から
生み出されたビジョンなので
Aさんの将来に本当の幸せを
与える誇りではないのです。
もちろん、その誇りは、
ポジティブな感情からも
生み出されているとは思うんです^^
ただ、多くは、
ネガティブな感情から 生み出された
ビジョンで 成り立っていると言えるでしょう^^
最後に質問です^^
貴方のビジョンは、
「過去の痛みから 生み出されたビジョン」
になっては いませんか^^?
だとしたら、今はある程度の行動力は
あるんだけど、
次第に途中から息切れして、
行動がとまっていくことになるかもしれません。
「快楽を求めるためのビジョン」に
シフトしていく必要があります^^